株式会社monokoko　フィデリティ.JAPANの警戒が必要な理由

中村です。

怪しい副業案件が登場しているので記事にしておこうと思います。

このブログでは、副業の闇を暴いていきます。

今回紹介する案件は、

知識、経験0でも安心。完全無料の初期費用、手数料0円！と謡う副業案件、

被害の声はまだ見かけませんが、絶対に気を付けてください。

株式会社monokokoの基本情報

株式会社monokokoとは、海外の企業であり、

その基本情報は以下の通りです。

フィデリティ.JAPANとは

フィデリティ.JAPANは、バイナリーオプションの自動売買システムを提供している副業業者です。

知識や経験必要なく完全無料で投資の運用ができる最先端のAIシステムで、勝率90％を超える最新の投資システムを謳っておりますが、実在しているのか疑わしい限りです。

バイナリーオプションは、為替相場や株価指数などを対象に、あらかじめ決められた時点、期間の騰落を予測し、ある値よりも高いか低いか、一定の範囲に収まっているかなど、二者択一で選ぶ取引です。

バイナリーオプションを購入する際にオプション料を支払い、一定時間後、その時点のレートがあらかじめ決めた条件を満たすかどうか判定されます。予測が当たると、一定の金額の払戻し（ペイアウト）を受け取り、払戻額とオプション料の差額が利益となります。予測が外れるとペイアウトがなく、支払ったオプション料が損失となります。

引用元はこちらhttps://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/binary.htmlで確認できます。

バイナリーオプションの注意点

国民生活センターに寄せられる相談では、最近、バイナリーオプションを提供している業者に関する詐欺や出金トラブルが増えてきているようです。

■　友人やＳＮＳを通じて「儲かる」と勧誘され、バイナリーオプション取引の分析ツールが入ったＵＳＢなど高額な情報商材を購入し、勧められた海外無登録業者と取引したところ、多額の損失が発生したなどの相談が増加しています。

■　バイナリーオプションは、単純な取引に見えますが、専門知識や高度なリスク管理が求められる難しい金融取引です。「絶対勝てる」「確実に儲かる」「すぐ簡単に稼げる」などの勧誘をうのみにしないでください。

■　金融商品取引法の登録を受けずに金融商品取引業を行うことは違法です。無登録業者との取引にはご注意ください。

引用元はこちらhttps://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/binary.htmlで確認できます。

バイナリーオプションを利用する際には、取引を行っている業者が提供する情報が信頼できるものであるか、丁寧に確認する必要があります。

業者の取引実績や運営実績、顧客の評価などを確認し、信頼性の高い業者と取引することが重要です。

また、バイナリーオプションは高いリスクを伴いますので、慎重な考えが必要です。

○　複雑な理論的根拠に基づく金融取引

バイナリーオプションは、取引の仕組みが単純で、騰落を予想するだけの簡単な取引のように見えますが、実際は複雑な理論的根拠に基づく金融取引です。合理的な投資判断を行うためには、オプション取引に関する専門知識や高度なリスク管理が必要です。専門知識があっても、相場を正確に予測することは難しいうえ、一定時間後のレートをピンポイントで高い確度で予測することは非常に困難です。

○　射幸性が高く、損失を被るおそれ

バイナリーオプションは、比較的少額で購入でき、取引における損失額はオプション料に限定されることから、一見、リスクの低い取引であると誤解を招きやすいうえ、安いオプション料に惹かれペイアウトを受け取る可能性が低い取引を選好し、短時間で損益結果が判明するために、安易に何度も取引を行ってしまうおそれがあります。そして、短期間に繰り返し取引した結果、多額の損失を被るおそれがあります。

引用元はこちらhttps://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/binary.htmlで確認できます。

投資初心者やリスクを理解していない方は、慎重になるべきです。

バイナリーオプション自動売買システムの価格と注意点

バイナリーオプション自動売買システムの本当に稼げる場合の価値を考えると、無料で利用できるなんてことはありません。

おそらく、利益やサポートの内容に応じて異なるプランが用意されていて、それぞれのプランには数万円から数百万円といった費用がかかることが予想されます。

しかし、バイナリーオプションは高いリスクを伴う取引ですので、信頼できる情報を手に入れた上で慎重な判断をすることが重要です。

フィデリティ.JAPANには大手証券会社から警告を受けた？

フィデリティ.JAPANという名前を見ると、何かで聞いたことがあると感じるかもしれません。

それは、大手証券会社である「フィデリティ証券」という名前が酷似しているためです。

この問題は非常に深刻であり、フィデリティ証券は公式サイトで警告文を掲載するまでに至っています。

引用元はこちらhttps://www.fidelity.jp/site-info/attention/で確認できます。

巧妙に名前を似せる行為は疑わしい業者の特徴であり、注意が必要です。

金融庁への登録状況

フィデリティ.JAPANを運営する株式会社monokokoは、金融商品取引業の登録をせずに営業しているようです。

大事な資金を預ける前に、そのシステムが正規の業者であるか確認することが重要です。

なお、投資商品を取り扱う際には通常、金融庁に登録する必要があります。

しかし、現在、バイナリーオプション自動売買システム事業を展開している「株式会社monokoko」は、金融庁に無登録で営業しているようです。

無登録業者との取引は要注意！！
～　無登録業者との取引は高リスク　～

登録を受けていない（無登録）ということは？

　日本の居住者を相手に、株取引やＦＸ取引、暗号資産取引などの金融商品取引業・暗号資産交換業を行う者は、日本の法令に基づき、登録を受ける必要があります。
　登録にあたっては、虚偽表示や誇大広告の禁止や投資者等から預かった資産の分別管理、トラブル時の対応窓口の設置、システムの安全稼働のための管理など、投資者等の保護のための態勢を整備することが求められます。
　登録を受けていない「無登録業者」は、投資者等の保護のための態勢が確保されているか当局では確認できず、登録を受けている業者と同等の態勢が整っていない可能性が高いと考えられます。また、預けた資金を出金しようとしたときに、これまで出金ができていたにもかかわらず、出金の拒否や法外な出金手数料を請求されたりするほか、これまで連絡が取れていたのに急に連絡が取れなくなるなどといったトラブルに遭ったという声が多く寄せられています。

この引用はこちらhttps://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/highrisk.htmlで確認できます。

ただし、投資助言を行わずにシステム販売のみを行っている場合、登録は不要な場合もあります。

しかし、株式会社monokokoが法を守っているかは不明ですので、問い合わせをしたり調査をしたりしましょう。

いずれにせよ、少しでも安全に投資システムを利用したい場合は、金融庁に登録している業者を選ぶことです。

フィデリティ.JAPANの会社情報

フィデリティ.JAPANを運営する株式会社monokokoの情報は以下の通りです。

株式会社monokokoの責任者は石塚憲史氏であり、所在地はLEVEL 5, 11 & 17, SILVERCORD, TOWER 2 30 CANTON ROAD, TSIM SHA TSUIで、メールアドレスはFJ-info@fidelity-system.comです。

しかし、フィデリティ.JAPANの販売業者である株式会社monokokoは、国税庁の法人番号公表サイトに登録されていないことがわかりました。

また、公式サイトには「マーシャル諸島共和国の事業会社法の規定のもと認可を受けている」と記載されていますが、この主張には証拠がなく、所在地が香港であるにも関わらず、マーシャル諸島共和国で認可を受けているという点も謎です。

さらに、この会社の実在性さえも怪しいため、関与すべきではありません。

フィデリティ.JAPANの実態と検証結果

フィデリティ.JAPANの検証結果からわかったことは、バイナリーオプション自動売買システムで稼ぐ内容を販売していることがわかりました。

そもそも、バイナリーオプションはギャンブル性が高く、被害相談も増えていることから、トラブルに巻き込まれたくない方は、手を出すことを避けるべきです。

また、金融庁に登録されてないだけでなく、無名の業者が提供するシステムを利用するのは非常にリスクが高いです。

万が一、そのシステムに欠陥や安全上の問題があった場合、投じたお金や個人情報が危険に晒される可能性があります。

信頼性の高い業者や情報源を探し、安全な方法で収益化を目指すことが賢明です。

副業市場には株式会社monokoko　フィデリティ.JAPAN以外にも様々な副業案件がはびこっているため、別の選択肢を検討しましょう。